振り返りの続き。雪の塔ノ岳

間に講師活動の報告を挟みましたが、話は過去へ戻りまして。

3月に登った塔ノ岳は雪の世界だったのでした。

前回の鍋割山でニットキャップをなくしたので買いました。涙。

登山口から入ってしばらくは雪もほとんどなく、少し残る雪が涼しくていいくらいだったのですが

花立山荘という頂上手前の山小屋から先へ進むとかなり雪が残っていたのでチェーンスパイクを装備。

まだ慣れないですしチェーンスパイクを付けると重くて疲れるのですが、同居人にそんなことないよーと

小馬鹿にされるので貴様のような筋肉おぢさんとは違うの!と毒づいております。

スポーツ経験者と元漫研との体力の違いというやつか…笑。

つららがキラキラして綺麗でした。

頑張って頂上へ辿り着くとそこは一面の雪景色!

澄み切った青い空に、真っ白な雪が映えてとても美しかった。

富士山もまるで絵みたいに綺麗で心奪われます。

この景色を見て雪山へ挑戦することにした同居人の気持ちが分かりました。

私も雪山行きたーい!!と思いました。

ベンチで休憩していたら後から登頂して来た男性が

「今日はまた一段と富士山が美人だねぇ」と言っていたのが印象的だったのですが

富士山の化身の神様は木花咲耶姫という女神様なので、そういう表現をしたのかしら…と今更思っています。

富士山の五合目以降の登山道や日本一!という印象からなんとなく男性的に思っていた富士山ですが

女神なんだよな、そういえば。

遠くから眺めた雪を冠した富士山はとても優美でまさに女神のよう。

いつまでも眺めていたくなるのですが、帰らないといけないので名残惜しいけれども下山開始です。

下山を始めてすぐご夫婦と思しきお二人とすれ違ったのですが、女性に

「頂上はあと少しですか?」と聞かれたので「ここを登ったらすぐ頂上ですよ!」と答えたら

「ほらー!あと少しだって!!もー、この人が嘘だ!まだまだあるんだってさっきから言ってるんですよー笑」

と言っていて微笑ましかったです。わかるよ、その気持ち…。

私も良く同居人にすぐなんて嘘だぁ!!と八つ当たりしています。笑。

その後もだいぶ下りた所で話しかけてくれた人と夏はどこへ上る予定かお喋りしたり

燕岳からの縦走は素晴らしいよ!!と教えてもらったり

雪道は大変だったのですがほっこりする山行になりました。

トータル8時間過ぎちゃうかなーと思いきや、ギリギリ8時間を切れたので嬉しい。

いつか神奈川県最高峰、蛭ヶ岳の日帰りピストンができるようになりたい。

年齢的にも難しそうですけども。

今年は蛭ヶ岳へ行って名物の蛭カレー(蛭は入ってません笑)を食べて、蛭中毒キーホルダーを買うぞ!

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