雨の日の憂鬱
おおまかな原因としては以下があげられます。
✅副交感神経が優位になる
身体が「休息モード」に入り、だるさや眠気を感じやすくなる
✅血管が拡張しやすくなる
頭痛やむくみにつながる
曇りや雨の日など、低気圧の環境では以下のような事が身体で起きます。
1. 内耳のセンサーが気圧の変化を感知
人間の体は、気圧の変化を内耳で感知します。
内耳は気圧の変化を脳に伝え、自律神経の調整を促します。
低気圧になると体の外からの圧力が減り、血管が拡張しやすくなります。
2. 血管の拡張による副交感神経の活性化
低気圧の影響で血管が拡張すると交感神経が血管を収縮させる力が弱まり、
相対的に副交感神経が優位になることで体はリラックスモードに入りやすくなります。
副交感神経は血管を広げる働きを持っているため、低気圧の環境ではその作用が強まります。
3. 体が「休息モード」に入りやすくなる
副交感神経は心身を休める神経です。
上記の理由から低気圧のときは、
体が「活動するよりも休息を優先するべき」と判断し
副交感神経が優位になります。
その結果、やる気が出ない・体が重い・眠気が強いといった症状が現れることがあります。
大昔、今のように雨での移動も問題なく仕事も変わらずできる環境にない時は
雨の日は身体を休め、晴れの日にしっかり活動するというのが当たり前ですよね。
つまり人間が生き物である以上、備わった本能ということです。
とはいえ、「今日は雨だから仕事を休むぞー!」ともできないのが現代人です。
ストレッチなどのセルフケアに加えて、身体を整えることも対策の一つとして有効です。
整体で楽になるの?
これらのケアとして整体で身体を整えることは、
気圧や湿度の変化による自律神経の乱れを調整するのに役立ちます。
✅骨格のゆがみを調整
背骨や骨盤の位置を整え、神経伝達をスムーズにする
✅筋肉の緊張が緩む
交感神経と副交感神経のバランスを正常化
✅血流とリンパの流れを促進
むくみや倦怠感を軽減
✅深い呼吸を促す
姿勢を改善し、リラックスしやすい体に
CATNAP整体院では特に深い呼吸ができるようになることを重視しています。
呼吸が浅くなることは通常時でも頭痛や、浅い睡眠に繋がるからです。
これから梅雨に入り、夏も台風など高湿度低気圧な日が増えてきます。
骨格から身体を整え健やかに軽やかに過ごしていくお手伝いができましたら幸いです